2022年11月にGA4に「平均セッション継続時間」という指標が登場しました。英語名は、Average session durationです。公式ヘルプのディメンション・指標一覧のページ(日本語版)には、その定義がいまのところ掲載されていません。
また、英語版のヘルプページには掲載されていますが、定義や算出方法については書いてないです。
ま、ユニバーサルアナリティクスと同じ、セッションの最初のタイムスタンプと最後のタイムスタンプの差分なんだろうな。。。とは思っていたものの気持ちが悪いので検証してみました。
結論:GA4の「平均セッション継続時間」はUAの平均セッション時間の定義と同じ
忙しい方は、もう、結論出ましたので、ここで離脱して頂いて大丈夫です。UAと同様、セッションの最初のタイムスタンプと最後のタイムスタンプの差分を秒で表し、合計したものを、セッションの個数で割って求めています。
暇な興味のある方に向けて検証方法を・・・
お時間のある方、興味のある方はどんな検証したのかをご覧ください。今回の検証は「UAと同じ定義なのでは?」という仮説があったので、検証は簡単でしたね。
こちらがSQLと、その結果テーブルです。SQL文は多分、最適化されていないので、エンジニアの方が見るとツッコミどころ満載かもしれません。が、ま、ビジネス側、マーケター側がアドホックで書くSQL文(≠システムに組込み、何度も再利用されるSQL文)は、結果がでれば、ま、いいんじゃないか。と思っている派です。優しくしてください。
11月のデータで、セッションが942、avg_session_durationが167.6秒(=2分48秒)となりました。以下がGA4のレポート(探索配下の自由形式)です。ま、合ってますね。偶然でこれほど合致することはないと思うので、仮説が検証できたと思っても良いのではないかと思います。
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おぉ、SQLでGA4の指標を検算するって、そうやってやるのか~。と思った方は、ぜひSQLを勉強しましょう。GA4がBigQueryにデータをエクスポートしますので、マーケターにもSQLが求められる時代かと思います。し、SQLの書けるマーケター、書けないマーケターに二分される時代なんじゃないかな。と思ってます。
ちなみに、巷を騒がせている、チャットボットAI ChatGPTにも聞いてみたところ、以下のようなお返事でした。「重要性が高まっているか?」と尋ねたのに「学ぶことをお勧めします。」と一歩踏み込んだ回答ですね。これは間違いない。
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