GA4の学習リソースを「ある程度のまとまりとボリュームのあるもの」でまとめてみた

GA4の学習リソースを「ある程度のまとまりとボリュームのあるもの」でまとめてみた

ユニバーサルアナリティクス終了の日(2023年6月30日)が近づいてきています。また、Googleによる「GA4プロパティ自動生成」も粛々とロールアウトされているようで、Webマーケティング界隈の皆さんは、いよいよGA4に向き合わざるをえない状況かと思います。

そこで、このブログ記事では、現時点でのGA4の学習リソースとして一定のボリュームとまとまりがあるものとして、公式ヘルプ、書籍、スキルショップを紹介したいと思います。

GA4の学習リソース1 公式ヘルプ

ボリュームとまとまりがあるGA4の学習リソースとして多くの方が真っ先に頭に浮かべるのはGoogle公式のアナリティクスヘルプでしょう。知りたいキーワードで検索しても上位に来ることが多いので、知っているだけでなく利用している方も多いものと思います。

日本語が少々翻訳調であったり、米国IT製品特有の「ヘルプ文学」調なので、必ずしも理解しやすいとも言えませんが、Google公式の情報として非常に貴重です。画像をクリックすると公式ヘルプのトップページにジャンプします。

 

GA4の学習リソース2 書籍

Google以外のまとまった、ボリュームのある学習リソースとしては書籍があります。以下のように、すでに数冊のGA4本が出版されています。先頭に記述してある日付は発売日です。書籍は発売日順にリストしています。著者の方のお名前は「敬称略」で失礼致します。

太字にしてある、最速で本屋さんにならんだ書籍は多数の著者で執筆していますが、わたしも著者の一人として名を連ねています。

※ (このブログ記事の効果を知りたいのでアフィリエイトリンクにしてあります。嫌な方はお手数をおかけしますが、書名でググってください。^^; )

また、ついに(というか、心情的には「やっと」)私が単著で執筆した以下書籍も2023年4月18日に発売になります。「ワザ」単位で解説していますので、「やりたいこと」や「気になること」軸で知識を身につけるのに最適です。

また、個人的な興味から、ページ数もまとめてみましたが、私の本は640ページあります。ページ数は、書籍の書籍の物理的な大きさや、利用しているフォントの大きさ、また、画面コピーをどの程度掲載する方針か?でも変わってきますので、「ページ数が多ければたくさんのことが書いてある」とは必ずしも言えません。が、それにしてもざっと概要を理解するというニーズよりは、じっくり理解したいとか、業務上でてくる疑問にその都度しっかりした答えが欲しいという読者の方に向いていると思います。

画像をクリックするとアマゾンにジャンプしますので、よろしければポチっとしてやってください。著者が喜びます。

出版社は、インプレスさんです。こうして並べてみるとインプレスさんは私の書籍でGA4本は3冊目ですね。力が入っています。想定する読者が異なる「シリーズ」をお持ちなので、そのシリーズにGA4本を投入している感じでしょうか?

 

GA4の学習リソース3 Googleスキルショップ

あまり知られていない感がありますが、「GA4の新テスト Google アナリティクス認定資格 を受験してみた」という記事で紹介した「Google アナリティクス認定資格」はスキルショップの中にあります。また、資格を取得するための試験だけでなく、その準備ともなる学習コンテンツを用意しています。

スキルショップ自体を、Googleは「スキルショップは、Google のプロフェッショナル向けツールやソリューションを利用されている方のためのトレーニングセンターです。」と説明しています。カバーしている製品は、Google アナリティクス以外にも、Google広告、Google Marketing Platform、Google My Business、Google AdMobなどがあります。

 

スキルショップの中のGA4についての学習コンテンツには、以下の4つの章があり、それぞれテーマがあります。

 

各章は、受講する前と後に学習者が「自己評価」をするようになっていて、運営側が「コースの受講による効果測定」を重視している姿勢が見とれます。章の中にはひとかたまりの内容を持つ「節」があります。節は、テキストでの説明や、「ロベルト」や「クレア」といったペルソナ別に、どのような設定を行えば良いかの疑似ユースケースがあります。

そして、内容を理解したかどうかの小テストがところどころに散りばめられています。それらの小テストの正解をもって一つの節を「修了」し、すべての節を学び終えた後、章に対する事後の自己評価をもって「章」の学習が完了するという建付けです。

 

章と節がどの程度の粒度に分けられているのか、一番最初の章である「次世代のGoogleアナリティクスについて」を例に紹介します。この章は以下の節で構成されています。標準的な学習時間として、この章は49分となっています。が、GA4への習熟度合いによってはもっと時間がかかる人も多いのではないかと思います。

  1. Google アナリティクスの最新情報(10分)
  2. Google アナリティクス 4 プロパティの特長(11分)
  3. Google アナリティクス 4 プロパティの詳細(12分)
  4. 独自の Google アナリティクス 4 プロパティを作成する(11分)

いずれにしても、単純合計で4時間を超える学習コンテンツがあるので、利用しない手はないですね。

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Udemyでは、GA4のレポート(標準レポート、探索配下のレポートと、セグメント)に特化した約7時間の動画講座も展開しています。お陰様で評判が良いようですので、スキルショップよりも、もう少し実務より、実践的にレポートを極めたいという方はこちらもご検討ください。

 

また、GA4時代の新しい認定資格として「Google アナリティクス認定資格」があります。資格取得用のUdemy講座をリリースしていますので、こちらもご検討ください。「テストだけ受かれば良い」という姿勢でなく「テスト対策をしながらGA4について理解する」という姿勢で講座を展開しています。スライド枚数238枚、尺が5.5時間です。